地域との共生

CONTRIBUTION TO THE COMMUNITY 地域との共生

私たちは創業以来街づくりを行ってきた企業として、地域の方々の声を聞きながら、地域の課題解決や地域の活性化に取り組んできました。

地域に根差した発電所づくり

ReENE(リエネ)ブランドの再生可能エネルギー発電所では「地域社会とのつながり」をキーワードに、地域・社会・環境に関わる様々な問題と向き合いながら、地域に根差した発電所開発等を⾏っています。

リエネ玉野太陽光発電所エントランスイメージ

【事例:発電所周辺における地域課題解決】
CASE1
<課題>

発電所の開発敷地内外に、毎年のように農業用水が溢れていました。農家の方々、また関係者の方々のご意見を円滑にまとめ、早急な整備が必要でした。

<対応策>

70名以上の地元の農業用水組合、土地改良区の各地権者と説明会を実施。全会一致で用水を整備することに決定し、地元農業用水路の整備に至りました。

CASE2
<課題>

発電所の⽻下⽤地にはススキが⽣い茂っていました。景観に悪影響を与え、地元の⽅も寄り付かない場所になっていました。

<対応策>

⽻下⽤地を農業として有効活⽤する他、地元の⽅や観光客が憩える場に整備。⼈々が集まり地域の活気を取り戻す、地域の新たなシンボルとなりました。

【事例:周辺環境との調和と地域の交流スペースの創出】

発電所と周辺環境との調和を図ると共に、災害時等に活⽤可能な設備の設置、ならびに地元の⽅々に憩いの場として活⽤いただける交流スペースを設ける等、地元の⽅々に親しみを持っていただける発電所を⽬指しています。

リエネ⽟野太陽光発電所
リエネ静岡神⼭太陽光発電所

環境教育プログラム
ReENE ÉCOLE(リエネ エコール)

当社の再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」のブランド名と、フランス語で“学校・学び舎“を指す「ÉCOLE(エコール)」を組み合わせ、発電所のある地域をはじめ全国の子供たちに、再生可能エネルギーを中心とした環境問題を楽しんで学んでいただくことを目的とした環境教育プログラムです。

【事例:地域をつなぐリモート授業開催】

2023年度より、当社発電所のある北海道松前町と茨城県行方市において、地元の小学校5・6年生を対象に、お互いの発電所やまちの魅力をレクチャーし合う地域間連携型の教育授業を実施しました。「風」や「日射」など対照的な資源・立地特性をもつエリアとの相互学習を通じて、身の回りにない発電所や暮らしについて学ぶ機会を提供し、再エネ理解促進や自分たちのまちの魅力・特性理解につなげることを目指しています。

発電所見学の様子

リモート授業の様子

絵本「たいようとかぜ みんなのちから」

主人公のリエネと仲間たちが、自然のちからを活用して村をより良くしていこうとする姿が描かれており、「地球環境や地域資源を活かした再生可能エネルギーの取り組み」や「仲間との協業の大切さ」が伝わる内容となっています。

制作:東急不動産㈱

地域共生取り組みの活動拠点TENOHA(テノハ)

テノハは、“手のひら”と“葉”の造語です。施設を大きな木、新しいライフスタイルを沢山の葉として、ものを創り出す手と手が重なり合う葉のように広がり、新しい時代に向けて⼈やモノ・サービスが育っていく場所であることを表しています。
地域の皆様と手と手をたずさえて、沢山の葉を増やし、更に大きな木へと成長していく場を⽬指しています。