2019年07月09日
リエネ松前風力発電所の竣工式が行われました(追記あり)
2019年5月30日、東急不動産株式会社と日本風力開発株式会社が、北海道松前郡松前町にて開発を進めていた「リエネ松前風力発電所」の竣工式が行われました。
本発電所は、タワーの高さ94m、ブレードを含めた全高は148m となり、2019年4月時点で運転している風車としては日本最大となります。
当日は、松前神社にて地元自治会の皆さまをはじめとする約70名のご列席をいただき、神事が執り行われました。
その後、会場を移動し、直会を開催いたしました。
東急不動産株式会社 岡田副社長は、「リエネ松前風力発電所は、20年という長期に渡る事業のため、今後、地元の方々に貢献していきたい。」と語りました。
また、竣工式と同日に、現場見学会を開催いたしました。実物の風車は圧巻の迫力で、ご参加された皆様からは「羽根の大きさはどれくらいなのか」「基礎の構造はどのようになっているのか」などご質問いただき、見学会は大変盛り上がりました。
※本質問の答えは、事業紹介動画でご確認いただけます。
本発電所は具体的な検討を始めてから約10年かけて完成し、北海道において、初めて蓄電池併設型の風力発電所として、運転を開始した発電所です。また、工事期間は約2年にも及び、自治会・地域の皆様のご協力があったからこそ、スムーズに工事を進められたと考えております。
東急不動産の再生可能エネルギー事業リエネは、これからも地域やパートナーの皆さまと共に、永く皆さまに愛される発電所を創ってまいります。
【事業概要】
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- 名称
- リエネ松前風力発電所
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- 場所
- 北海道松前郡松前町
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- 発電容量
- 40,800㎾(3,400kW×12基)
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- 風車発電機
- SIEMENS Gamesa RENEWABLE ENERGY 社製
(シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー社製)
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- 蓄電池容量
- 18,000㎾(日本ガイシ株式会社製 NAS 電池)
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- 風車の概要
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- タワー高さ:94m
- ブレード長:53m
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- 発電量
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10,590万 kWh/年(一般家庭約30,000世帯分※)
※1世帯あたり3,530kWh/年で算出